スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- --:-- |   トップへ↑
[22] 2003 10 16 BALI
いつものように目覚めるが、今日は風呂に入るだけで洗濯をする必要がないんだ・・・。チェックアウトまでに必要なものだけを残し、渋々荷造りをする。あっちこっちに散らばってるべち私物を集めながら、慌しく動く。あ、もちろんまるはまだ寝てるよ。すっかり荷物を詰め込んだところでやっとまるが起きてきた。今日最後だからビーチのおばちゃんに挨拶に行こうよとまるを誘ったがどうやら眠そうで、そんでもってまるの荷物はまだそこら中に散らばってるから、あたしが留守の間に荷造りしておくから言って来いと。あたしもどうしよっかなっと思ったけど、こないだビーチで「また来るね」と言ったきりだったのも気になってたので「じゃ、腹も減ってることだし、きっちり30分で返ってくるから準備をしておけ」と出かけることにした。
宿からビーチまでは10分はかかるかな。暑いからダラダラと歩いちゃうし。一人で歩いてて行き倒れにならないかと少し心配になってきた。ビーチにつくと遠くのほうからマデちゃんが手を振ってる。あたしの目には誰が誰だかわからないくらい遠いのによく気がついたな。マデちゃんのところに行くと「まるは?」と聞かれた。どうやらまるが来るのを待ってたらしい。「今日帰国なのでまるはいまパッキングしてるよ」と言うと残念そうで「じゃ帰る前にあとでつれて来て」だって。パラソルの開いてるマデちゃんのマッサージブースで座って話しをしてると、久しぶりのビーチ労働者が現れた。知らなかったんだけど彼はマデちゃんの旦那さんらしい。ふ~ん、体型が似たもの夫婦だ。なんか安心できる二人だから、すっかり30分で宿に帰る約束も忘れ「暑いと喉が渇くよ」といいながらあたしに差し出されたみかんを頬張りながら話し込む。そこへ「今の今まで波乗りしてました」状態のびしょ濡れのKがタバコちょーだいって現れた。なにせ30分で戻る予定だったので、タバコなんかもって来てないし。そしたらマデ旦那が365だっけ?345だか、326(ミツル?)だったかフィルターのないきついタバコをKとあたしにくれた。すみません何から何まで。いつも吸ってる1mmタバコより葉っぱが密集してるのか、なかなか吸い終わらずそこでまたおしゃべり。さすがに腹も減ってきてるので吸い終わってすぐに宿に戻るとにした。帰りがけマデちゃんに「あとでまるをつれてきてよー」って言われたけど、きっと今回の滞在でこの場所に来るのは最後だろうな。トボトボとビーチ沿いを歩いていると、知った顔にまた出くわした。しかも2つ。一つはやっぱ5年位前からの顔なじみで、でも名前も知らず、まるべちの間では「昆虫」と呼んでいた男。トンボ顔って言うか甲殻類顔って言うか。あ、ちっちゃいからそう思ってたのかも。もう一人はここのビーチで絵を売ってる鈴木雅之顔。この雅之、以前は喋ることができないと聞いてて、お互いジェスチャー会話が成り立ってたのに、あたしの顔を見るなり「ヒサシブリ!」だって。しゃべれる上に日本語かよ!あの当時も口が聞けないってジェスチャーで言われてたけど、あたしの脇に腰を降ろしたときに「アドゥ~」って言ったのが聞こえたような気がしたから、少し怪しいなとは思ってたけど、あっさりネタバレですか?しかも微妙にフレンドリー度合いも増してた。いつを境にキャラを変えたんだろう?

宿に戻ると、てっきり夕方に現れるかと思ってたバリパパがいた。どうやらバリパパ腹をすかしてたようで、あたしが30分で戻ってくるからそれから飯だとまるに言われ、オアズケ状態だった。なかなかあたしが戻らないので「もう30分すぎてるよ」「約束と違う」などと2人で文句をブーたれてたらしい。

3人とも空腹の限界で、すぐに腹を満たしたいから近くのレストランに行くことにした。そういえば前回のときもラストデーに3人でここに来て食事をしたっけ。これは恒例行事になるのですか?おそらくバリでの最後の食事になると思われたが、まったくそういった雰囲気は無く、3人それぞれいつものようにオーダーする。あたしはビンタンをどうしても飲んでおきたかったので(まだ午前中)二人の顔色を窺いながら「ビール飲んじゃおっかなぁ~」と言ってみた。だってほんの数日前腹を下して二人に迷惑かけてたし。幸いそんなあたしの言動に二人は無反応だったのでこっそり「ビンタンもくれ」とオーダーした。ビンタンが運ばれてきても2人は無反応。きっと最後だから見て見ない振りしてくれてるのかも。全然お腹も痛くないモンね。ほんと1錠5円の抗生物質は効くなー。図に乗ってビールを飲みながらバリパパのお皿もつついたり。家族っていいなーo(゚◇゚o)ホエ?

充分腹を満たして宿に戻る。ほとんど帰り支度は済んでるので、そのままきちんと整えられたベッドにゴロン。チェックアウトまでまだまだ時間があり、まるは今回行くことのできなかったスーパーマーケットが気になるというので、おかかえ運転手(バリパパ)に頼んで連れて行ってもらうことにした。あたしはやっぱり大事を取って部屋でくつろぐを選択する(調子がいいからビンタン飲んだくせに) おかかえ運転手が行ったり来たりは面倒だからなんなら空港で待ち合わせるかといわれるが、一人で空港の行くのはやっぱり寂しいのでチェックアウトまで戻ってきてくださいとお願いした。二人を見送ってからベッドに転がって、3日分くらいたまってる日記を書いたりしてた。でも天気のいい昼間に部屋にこもって日記を書いてるのも、なんだかバリなのにもったいない気がする。なのでベランダに出て日記を書く(結局場所変えただけでやること同じ)数日前のことを思い出しながら1行書いては一服し、また1行書いてはこんなことしてる場合じゃない気がすると思い始めボーっとし、お留守番を選んだことに後悔したりする。バリにいる残りの時間を考えると気持ちがパタパタと落ち着かないけど、何をするのも今はピンとこない。今さら水着に着替えてプールに入るにも面倒だし、買い物をするにも慌てすぎて、ヘンテコなモノを買いそうだ。おとなしく日記を書くしかないのかなと思ってるところに、Kがひょっこり現れた。

Kは来るなり「オレ、こういうのしないことにしてるんだよね」って。「何が?」って聞いてみると、「最後の日だからバイバイ言いに来るのって、もう会わないみたいでイヤなんだ。見送りに行ったりってのはいつもやらないんだからね」って激しく念を押された。「え?頼んだ覚えないですけど?」って思ったけど、信念を曲げてどうやら見送りにきてくれたみたいなので悪態つくのはやめにした。せっかくきてくれたけど、まるは出掛けちゃってるんだよねぇ。二人だとなんだか会話が弾まない。っていうか、昨日のようにKの昔話をされたりすると、黙ってそれを聞いていなくちゃいけなくなるので、なるべくそういう話にならないような話題を探すと、これがなかなか見つからない。なので部屋に残ってるアルコールでKにはほろ酔い状態になってもらうことにした。もちろん昔の話になりそうなときは「ふう~ん」と気のない返事をして、ことごとく会話を終らせる作戦。でもいくら作戦どおりにしようと思ってもどんどん話しをかぶせてきて、やっぱりKの昔話を聞くはめになる。

できればまるが戻るまでKにいてほしかったんだけど、Kも娘との約束があるとかで一度帰らなくちゃいけない時間になった。「まるに会えなかったけどよろしく言ってて、もしも時間が大丈夫だったらあとでまた来るよ」と言って最後に握手をして帰っていった。Kが帰っていったあと、外はいよいよ暗くなり始め、最後にと部屋の周りの風景を写真に撮ったりしてたら、寂しい気持ちになってきた。薄暗い部屋の中を見渡すと、カーテンにちっちゃなチチャがしがみついてる。高い位置に行ってしまわないように部屋の真中に追い込んでやれとカーテンをゆすってみたら、うまい具合にベッドの上に乗っかった。まるが戻るまでベッドの上から逃がさないように、チチャの行く手をことごとく遮る。チチャにとっては大迷惑だったろうな。チチャがあたしのスーツケースの上に来たところで、なんとか中に入らないかとタイミングを窺ってたがやっぱりそれは無理だった。空港のX線の検査でチチャの骨が写ったら面白いのにって思ったのに。チェックアウトギリギリにまるたちが戻ってきて、「ほら、ここにチチャが」って教えてあげたら、バリパパがチチャの後ろから追い込んであっさりあたしたちの届かないところまで登ってしまったから、連れて帰るのはあきらめる事にした。

全くもって帰りたくない。どうやら明日から仕事らしいし。もっとここでうだうだとしてたいけど、やっぱり時間はやってきて、バリパパに荷物を持たれお帰りの方向へと促される。何でこの人は無情にも事務的なんだ?先日最後の日までの宿代を支払ってあるので、レセプションの前では「それではさようなら。また来年」と挨拶をしただけ。すぐにバリパパの車に荷物を押し込められて、バリの余韻に浸る時間も許されず、宿を後にした。

夕日の時間が大好きなまるべちだけど、毎回空港へ行く車の中から見る夕景は悲しいものがある。今日もいつもと変わらずきれいな空の色なのに。バリパパのせいじゃないけど帰りたくないから日本語でバリパパに悪態をついてみる。どうせわからないんだし。バイパスから空港へと曲がる手前で「あんたジャムーはいいのか?」と聞いてみた。

ホワンホワンホワワワワワ~ン(過去へのさかのぼり音)

ここから↓・・・非公開のままお蔵入りになった2001年版の帰りの模様・・・

最終日、荷物のパッキンを終え、買った携帯をどうしようかと思った。すでに荷物も重たくなり、なるべく軽量化をはかりたい。なのでどうせ日本では充電すらできないし、通話もできないのならバリパパに預けていこうということになり、早めに宿を出てタクシーでバリパパの職場に寄ってもらった。
タクシーを待たせたまま、バリパパに携帯を託したが、出発まではまだまだ時間があったので「一度タクシーを返してここで時間までゆっくりしていけばいいよ。あとで別のタクシー呼んであげるから」と言われたので、タクシーの運ちゃんに多少のチップを渡して帰ってもらった。
仕事中のバリパパの脇でタバコを吸いながらゆっくりしようかなと思ったのもつかの間、バリパパ仕事の電話がきて、お客さんを迎えに空港に行かなくちゃいけなくなった。「ついでにあんたらも乗せていくから早くしろ」と言われ、ゆっくりするはずがせかされ、慌しく車に乗り込む。ま、車代がタダになったから文句も言えないが・・・・・もっとゆっくりさせろよ!
バリパパは運転しながらキョロキョロと何かを探している。「何を探してるの?」って聞くと、「この辺にジャムー屋があったはず」って。どっか悪いのか?って思ったら「疲れたから」だって。「この3週間、私は仕事してて、時間があるときはあなたたちのところに行ったり、休みの日はあなたたちと出掛けたり、とても疲れました」って、あたしらのせいなのかい!「人聞きの悪いこと言うなよ!勝手に来てたんじゃん!」っていっても無視。キョロキョロとジャムー屋を探し、見つけたらさっさと車を路肩に止め、ジャムー屋に入っていった。ちょっとぉーお客さんがもう空港に到着してるから急いでたんでないの?バリパパを待ってる間車の外には知らない人ばかり(当たり前)が行き来して、まるべち不安になる。ジャムー屋の中から、まっすぐこっちに向かってくるのがバリパパだと思ったら違う人で、あまりにまっすぐこっちに来るもんだから車ごとあたしら誘拐されるかもなんてありえないことが、一瞬で頭に過ぎって、あわててドアを押さえる。あわてたからドアをロックすればよかったんだってことにも気づかなかった。ま、その人はたまたまこっちに向かってただけで悪人ではなかったんだけどね。これが帰り道のドライブでなければ、このままドアをロックしてしばらくバリパパを締め出すっていうお仕置きもできたんだが・・・。ジャムーにどれほどの効き目があるのか知らないが、バリパパは元気に戻ってきた。3週間の疲れがジャムーによって一気に取れたのかよ!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ホワンホワンホワ~ン(現在に戻り音)

っていうような、屈辱的なことがあったから、今日もジャムー屋を探すんじゃないかと思った。だけどバリパパはすっとんきょーな顔をして「何で?」って。前回の屈辱的な出来事を1mmたりとも覚えてない様子。根に持ってたのはまるべちだけなのか。それとも朝一で、もうすでに飲んできてるのか?

結構早い時間に空港についた。まずはチェックインして大きい荷物のほうを預けてきた。身軽になってもう一度外に出る。バリパパと3人で外の椅子に座り時間を待つことにした。で、やっぱり無口なバリパパなのでほおっておいて、あたしたちはせっかく携帯のクレジットがたんまりあるので、お世話になった人たちに電話をしてみる。誰かが電話口に出ると、帰りなのに「また来るから遊ぼうねー」と、まるで明日にでも戻ってくるかのようにテンションが高くなる。軽く現実逃避。電話が一通り終るとまだ時間があるけど、帰りは空港内でホットドックを食べるっていうのが、長年の慣習なので空港内にもどる。バリパパとバイバイと言うのも、また長く会えなくなるっていう感じがなく、ノリが「また明日」的だった。
↓コメント
 まるべちにだけ見えます
↓トラックバック
トラックバックURL
http://marbetti.blog108.fc2.com/tb.php/55-7d8565fe
ア バ ウ ト
カ テ ゴ リ
エ ン ト リ と コ メ ン ト
ア ー カ イ ブ
ト ラ ッ ク バ ッ ク
ブ ッ ク マ ー ク
リ コ メ ン ド
バナナの蜜―下田昌克バリ島スケッチブック Bali Map
リ ン ク
サ ー チ
フ ィ ー ド
メ ー ル
marbetti[at]gmail[dot]com
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。